2013年7月8日月曜日

チェックは翻訳より難しい?

今日は一日翻訳者見習いの後輩の翻訳文チェック。
エアコンなしで頑張ってましたが、やはり昼ごろにはバテてきて、風速最大でエアコン・オン(笑)

いやぁ暑いですねぇ。。。


*Kiliの考え*

ところで、「翻訳」と「チェック」って全然違う作業ですよねぇ


簡単に言うと、
「翻訳」は、ある言語の文章の意味をとり、それを違う言語に変換する作業。

「チェック」は、その変換された文章が変換前のものと同じであるかを見極める作業。


多分一般的には翻訳の方が難しいと思う人が多数だと思いますが、私は実はチェックの方が苦手。。。。

翻訳だったら、大体自分の訳し方が定着しているので、慣れた分野の内容だとスラスラ~っといけちゃう時があります。これがね、気持ちいいんですよ(笑) ^^

ただチェックになると、他の人が翻訳した文章なので自分の文体とは違うし、どうしても読みにくいところがあります。しかも誤記・脱字に気を付けて読んでいくので、集中力が更にいるんです!
翻訳ももちろん集中力はいりますが、原文と見合わせる回数は、私の場合チェックの方が倍くらい多いので、目がチカチカしちゃったり><

そして読みにくい文章ってなると、人の性ですかね、直したくなるんです。
でもここがチェッカーの腕の見せ所。


翻訳文を、原文の意図をとりながら、自分基準の文章にするのではなく、翻訳者の意図もとった上で、チェックをする。


これができると、私としては「すごいなぁ」と思います。
この業界に入って6カ月間ずっとチェックばっかりして、そしてその後も翻訳作業の傍ら外注さんのチェック、最近は後輩のチェックもしながら教わったのがこれです。


他社では翻訳をあまりせず、チェック専任の人がいると聞きますが、大変だろうなぁ(って人事ではないんですが)思います


≪神戸フォトギャラリー≫

今日の一枚「鳩の雄姿」





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